【活用法は無限大!】インスタを活用した企業のマーケティング15選
インスタグラムは近年、企業の間でも強力なマーケティングツールとして活用されてきています。
インスタグラムはTwitterやFacebook、LINEと違い、写真の共有に特化したSNSです。
そのため、写真を上手に生かしたマーケティング施策を、色々な企業は行っています。
今回は、インスタグラムを活用した企業のマーケティング施策を15個紹介します!
目次
【本題の前に】インスタグラムによるマーケティング施策の目的4つ
アパレル業界の施策例3つ化粧品業界の施策例3つ
旅行代理店の施策例2つ
メーカー・小売の施策例2つサービス業界の施策例1つ
飲料メーカーの施策例2つ
ウェディング業界の施策例1つ
不動産業界の施策例1つまとめ
【本題の前に】インスタグラムによるマーケティング施策の目的4つ
本題に入る前に、インスタグラムのマーケティング施策がどういった目的で行われるのかを、4種類に分けて紹介します。
後の試作例では、これら4つの目的をもとに分類されています。かなり大事な内容なので、押さえておきましょう!
①商品・広告の露出拡大
商品や広告の露出の広がりを主眼に置いている。
②オンライン to オフライン
画像をフックに店頭とのつながりをもたせ、店頭で景品や商品を渡すというもの。
景品や特典などのプレゼントが、来店する動機となっている。
③利用喚起・促進
利用に関係するスポット、利用シーンなどの画像を広げることで、ユーザーに需要を生起させる。
④共創
企業・ブランドとユーザがともに参加し、新しいものを一緒に作り上げたり、商品化に向けた行動を共にする。
◆アパレル業界の試作例3つ
①ブランドの洋服を着て写真を投稿し、選ばれるとクーポンをプレゼント。
目的:商品露出拡大
②電車のラッピング広告を実施し、その写真を撮影。#aeotrainで投稿し、その証拠画面をお店で提示すると、ノベルティをプレゼント
目的:広告露出拡大
オンラインtoオフライン
③お店のシューティングスポットで撮影し、位置情報をタグ付けして投稿。ポラロイド風の写真を店頭でプレゼントする。
目的:オンラインtoオフライン
◆化粧品業界の試作例3つ
④スキンケア商品で泡アートを制作し、ハッシュタグをつけて投稿する。
目的:商品露出拡大
⑤日焼け防止で商品と特定のハッシュタグで投稿。参加者が5000名になると、当選者が10倍に上がる。抽選で当該商品がもらえる。
目的:商品露出拡大
⑥スキンブランドの写真をハッシュタグで投稿。抽選で非売品のプレゼントがもらえる。
目的:商品露出拡大
◆旅行代理店の試作例2つ
⑦気分がハッピーになる緑の腑受け写真を募集し、特定のハッシュタグで投稿したフォトコンテストを開催。
目的:利用喚起・促進
⑧海外旅行の写真を特定のテーマとハッシュタグ投稿。店頭で見せると、次回の旅行代金が割引される。
目的:オンラインtoオフライン
◆メーカー・小売りの試作例2つ
⑨お店で欲しい商品の写真を投稿することで、実際に抽選でプレゼントされる。
目的:商品露出拡大
⑩新商品を食べているセルフィを投稿。
目的:商品露出拡大
◆サービス業界の試作例1つ
⑪販売するノベルティを選択してもらい、いいねが1000個に達したら商品化。
目的:共創
◆飲料メーカーの試作例2つ
⑫新商品と一緒にハッシュタグで投稿。優秀者には商品とギフト券がプレゼントされる。
目的:商品露出拡大
⑬専用スティックを使ってビールの泡をデコレーションし、その画像をハッシュタグで投稿。抽選で賞品が当たる。
目的:商品露出拡大
◆ウェディング業界の試作例1つ
⑭自分で撮影したハワイ・コオリナリゾートの写真を投稿するフォトコンテストを開催。毎月旅行券を抽選でプレゼント
目的:利用喚起・促進
◆不動産業界の試作例1つ
⑮特定エリアの街並みを撮影し、ハッシュタグで投稿。電子マネーギフトをプレゼント。
目的:共創
まとめ
今回は、企業における、インスタグラムのマーケティング施策を15個紹介しました。
それとともに、マーケティング施策における目的を4種類紹介しました。
これらの試作例を参考にして、あなたの企業や店舗でも、ぜひ導入してみてください。
参考文献論文「インスタグラム・マーケティング戦略 ー ユーザのエンゲージメント獲得に向けた広告コミュニケーション ー 」坂田利康
【比べてみると面白いことが分かった】3大ECモールを色々比較してみた
先日のブログでECサイトの売上高について書きましたが、
モール型ECサイトの上位3位のサイトについて他についても比較してみました。
-
ユーザー数とページビュー数
Amazonと楽天はユーザー数だけを見るとほぼほぼ互角ですが、
1人あたりのページビュー数は大きく異なります。
Amazonが他サイトを大きく上回っています。
-
ユーザー数の内訳
次にユーザーの属性について、比べてみました。
性別には大きな差がなく、男女比で比べてみてもほぼ半分の割合です。
ユーザーの年代で比べてみると、面白いことがわかりました。
◆20代30代で比較すると…
Amazon39.1%
楽天市場 38.5%
Yahooショッピング 35% でアマゾンが一番多いが、
◆40代以上で比較すると…
Amazon 60.6%
楽天市場 61.8%
Yahooショッピング 65% でYahooショッピングの利用者数が多い。
と言う結果になりました。
ネットで商品を購入する人は女性の方が多いイメージを勝手に持っていましたが、
多少ですが男性利用者が上回っていて、女性は目で見て確認して買いたい方が多いのではないのか?とも考えられました。
20,30代ではダントツでAmazon利用者が多いのに、
40代以上で比較するとYahooショッピングの利用者が一番多く、
各サイトの見やすさ、購入のしやすさ、決済方法の選択の幅等によって、
購入する年代差が出ているのかもしれません。
【超有能!】Pythonでインスタの画像分類を分析してみた(後編)
前回のおさらい
前回の記事 「【超有能!】Pythonでインスタの画像分類を分析してみた(前編)」では、インスタグラムが画像分類を行っていることを、HTMLのimgタグalt属性で確認しました。
今回は、インスタグラムがどんなタグで画像分類を行っているのかを、Pythonで抽出してみようと思います。
環境
ブラウザ:Google Chrome
Webdriver:ChromeDriver
OS:Windows10
Pythonコード
今回使用したライブラリは、ブラウザを自動的に操作するSeleniumです。
Pythonについての詳しい記事は、今後の「プログラミング特集」で載せていく予定なので、今回はざっとコードと、簡単な説明です。
from selenium import webdriver from time import sleep from selenium.webdriver.support.ui import WebDriverWait from selenium.webdriver.support import expected_conditions as EC url = 'https://instagram.com/' # インスタグラムurl tagurl = 'https://instagram.com/explore/tags/' # インスタグラムのタグ検索のurl img_xpath = "//article/div[2]/div/div/div[1]/img" # 投稿の画像のXpath newpost_xpath = "//article[@class='KC1QD']/div[2]/div[1]/div[1]/div[1]" # ハッシュタグの最新投稿のXpath nextpage_xpath = "//div[@class='EfHg9']/div[@class='nf1Jg']/div[@class='DdSX2']/a[2]" # 次の投稿ボタンのXpath def open(account_name, password, keywords, picture_counter) : # ------------ SeleniumでChromeブラウザを起動する options = webdriver.ChromeOptions() options.add_argument(r'--user-data-dir=C:\Users\MT4ver2-g23-cHLCokI8\AppData\Local\Google\Chrome\User Data') options.add_argument('--profile-directory=Default') driver = webdriver.Chrome(options=options) wait = WebDriverWait(driver, 15) sleep(4) # ------------ instagramにアクセス driver.get(url) wait.until(EC.presence_of_all_elements_located) # ------------ アカウントにログイン ログイン済みならスルー try : sleep(4) driver.find_element_by_xpath('//*[@id="loginForm"]/div/div[1]/div/label/input').send_keys(account_name) sleep(4) driver.find_element_by_xpath('//*[@id="loginForm"]/div/div[2]/div/label/input').send_keys(password) sleep(4) driver.find_element_by_xpath('//*[@id="loginForm"]/div/div[3]/button').click() except : pass sleep(4) tag_list = [] # 採取的にタグを集めたリスト for keyword in keywords : # ------------ ハッシュタグにアクセス driver.get(tagurl + keyword) wait.until(EC.presence_of_all_elements_located) sleep(4) # ------------ ハッシュタグの最新投稿をクリック driver.find_element_by_xpath(newpost_xpath).click() wait.until(EC.presence_of_all_elements_located) sleep(4) counter = 0 while picture_counter >= counter : # ------------ 画像のalt属性の中身を取得 try : # エラーだった場合(動画とか)は、スルー alt_element = driver.find_element_by_xpath(img_xpath).get_attribute("alt") # ------------ 不要な文字列は取り除いていく tag_inside = alt_element.split(':')[1] words = tag_inside.split('、') for word in words : if 'テキスト' not in word : # 画像に含まれているテキストは、除く if word not in tag_list : tag_list.append(word.split('.')[0]) sleep(4) counter += 1 except : pass # ------------ 次の投稿 try : driver.find_element_by_xpath(nextpage_xpath).click() wait.until(EC.presence_of_all_elements_located) sleep(4) except : break for tag in tag_list : print(tag) # タグを出力 driver.quit() if __name__ == '__main__' : # ------------ アカウント情報と取得したいキーワード account_name = '#######' # アカウントID password = '#######' # アカウントパスワード picture_counter = 10 # 1ハッシュタグにつき、取得する投稿の枚数 keywords = [ # 取得するハッシュタグ 'グルメ', 'アウトドア', 'スポーツ' 'ペット', '自然', '集合写真' ] open(account_name, password, keywords, picture_counter)
【超有能!】Pythonでインスタの画像分類を分析してみた(前編)
今回は、Pythonを使ってインスタグラムの画像分類を分析してみるという、
だいぶニッチな内容となっています。
目次
インスタグラムの画像分類って?
デベロッパーツールを開いて、投稿の情報を見てみる
次回について
インスタグラムの画像分類って?
普段何気なく見ているインスタグラムですが、インスタグラムに投稿した写真は、インスタグラムの画像分類AIによって、全て分類されています。
投稿された画像は、どこで撮ったのか、何が写っているのか、何個写っているかなど、様々なタグで分類されており、ものすごい精度です。
デベロッパーツールを開いて、投稿の情報を見てみる
画像分類されていることを確認するために、デベロッパーツールを開いて、HTMLを見てみましょう。
1. Web版のインスタグラムに行き、投稿を開く
2.[ctrl + shift + I]で、デベロッパーツールを開き、画像をハイライトする
これで、ページ裏側にある投稿の情報を覗くことができました。
さて、注目してもらいたいのが、imgタグのalt属性です。
<img alt="...">
Photo by 上川洪志【Webサイト制作/システム開発】 in 天神屋台 伽喱本家瑠璃.
画像に含まれている可能性があるもの:食べ物、室内
alt属性というのは、簡単に言うと、画像の名前です。
画像に含まれている可能性があるものとして、「食べ元」、「室内」というタグがつけられています。
すごいですよね。投稿された画像一枚一枚が、このようにAIによって画像分類されているのです。
次回について
インスタグラムでは、AIによって画像分類が行われていることが分かりました。そして、その画像分類の情報は、HTMLのimgタグ、alt属性を見ることで、簡単に取得できることが分かりました。
いったい、どんなタグで分類しているのか、次回はPythonを使って、画像分類のタグを抽出してみようと思います!
【導入必須!!】インスタグラムショップの概要とやり方について
Instagramの投稿内で商品名や値段を知ることができるよう製品にタグ付けが可能になり、リンクされた商品詳細ページへそのまま遷移することができる「ショッピング機能」が2018年にリリースされました。
さらに、2019年10月にはショッピング投稿を広告配信に利用でるようになりました。
今回はインスタグラムのショッピング機能について解説して行きたいと思います。
1, 利用要件の確認
Instagramショッピングを利用できる国に拠点がある
Instagramのショップで販売可能な商品を扱っている
販売者契約とコマースポリシーを遵守している
ビジネスで所有しているウェブサイトドメインで商品を販売する予定である
2, プロアカウント(ビジネスアカウント)に切り替える
3, Facebookページにリンクする
- Instagramプロフィールに移動
- [プロフィールを編集]を選択
- [ビジネスの公開情報]セクションで、[ページ]を選択
- リンクしたいページを自分のFacebookページから選択
- Facebookページがない場合は、[新しいFacebookページを作成]を選択
注: 必要なのはFacebookページのみ
4, 商品カタログをアップロードする
Instagramショッピングを設定するには、商品カタログが必要
商品カタログをInstagramビジネスアカウントにリンクするには、
下記のいずれかの方法を利用
◆カタログマネージャ
Facebookビジネスマネージャでカタログマネージャを利用し、
DIY方式でカタログを作成。
◆Eコマースプラットフォームパートナー
ShopifyやBigCommerceなど、Facebook認定の
Eコマースパートナーのプラットフォームと連携することができる。
5, アカウントの審査を完了する。
商品カタログをInstagramにリンクし、商品をカタログに追加したら、
次の手順に沿ってアカウントを送信して審査を受ける。
アカウントの審査は通常であれば数日以内に完了するが、
さらに時間がかかる場合もある。
1. ビジネスのInstagramプロフィールに移動し、
をタップ。
2. [設定]を選択。
3. ショッピングに登録。
4. 手順に従ってアカウントを送信して審査を受ける。
5. 審査のステータスは、[設定]の[ショッピング]でいつでも確認できる。
ウェブサイトドメインの所有権を証明する追加情報が必要であることを伝えるお知らせが届く場合がある。
このようなお知らせが届いた場合は、Facebookのドメイン認証プロセスを手順に従って完了し、アカウントを送信して審査を受けてください。
6, ショッピングをオンにする
アカウントが承認されたら、ショッピングをオンにできる。
注: [設定]に[ショッピング]が表示されていない場合は、アカウントの審査がまだ完了していないか、Instagramショッピングの利用が審査で承認されなかった可能性がある。
1,ビジネスのInstagramプロフィールに移動し、 をタップ。
2,[設定]を選択。
3,[ビジネス]をタップしてから、[ショッピング]をタップ。
4,アカウントにリンクする[商品カタログ]を選択。
5,[完了]を選択。
7, タグ付けを行う
ショッピングをオンにしたら、ショッピングタグを使用して、フィードやストーリーズの写真や動画で商品をハイライトできるようになる。
【インスタの裏ワザ!】Webブラウザ版のインスタで投稿をする方法
インスタグラムは、スマートフォンで利用することを前提に開発されたアプリケーションです。
そのため、Webブラウザ版のインスタグラムでは、通常は投稿ができず、
他人の投稿を見ることしかできません。
通常は...
今回は、Webブラウザ版でもストーリーやフィードの投稿ができる裏ワザをお教えします!
但し、注意点があります。
拡張子が、jpg、jpegの"画像"しか投稿できません。
pngの画像だったり、動画は投稿できないので要注意です。
また、複数枚の画像の投稿はできず、一枚しか投稿できません。
目次
Webブラウザ版で投稿する
注意点
まとめ
Webブラウザ版のインスタグラムをスマホのような表示にする。
1、ブラウザのインスタグラムにログインする。
2,ctrl + shift + I で、ブラウザのデベロッパーツールを開く。
3,デベロッパーツール右上の [・・・] ボタンを押し、上部のアイコン
「別のウィンドウで表示」で、画面を分割しておく。(見やすいために)
分割した後
4,デベロッパーツール左上のアイコン「デバイスエミュレーションの切替」で、スマホ表示にする。
ウィンドウ上部で、表示するスマホの種類を選ぶことができる。
今回はiPhone Xにしておく。
5,このままでは、ブラウザ版のインスタグラムが縮んだだけなので、
ブラウザの更新ボタン(もしくはctrl + R)を押してページを更新する。
すると、スマホアプリのような表示になる。
Webブラウザ版で投稿する
左上の [ ] をクリックすることで、ストーリーを投稿できる。
下部の [+] をクリックすることで、投稿ができる。
注意点
冒頭でも説明しましたが、もう一度注意点を書いておきます。
拡張子が、jpg、jpegの"画像"しか投稿できない。
pngの画像だったり、動画は投稿できないので、注意。。
また、複数枚の投稿はできず、一枚しか投稿できない。
まとめ
今回は、インスタグラムをWeb版で投稿する方法という、
ちょっと裏ワザ的なものを紹介しました。
2020年12月更新! ソーシャルメディア最新動向データまとめ
ユーザー数・年齢層・利用率などの役立つデータをまとめてみました。
変化の早いソーシャルメディア業界。
この記事では国内外分けて、各SNSプラットフォームが現在どれ位のユーザー数なのかを常にアップデートしていきます。
FacebookやTwitter、LINE、Instagramなど主要SNSをまとめています。
メッセンジャー機能を主とするSNSのLINEが成長を年々続け単独1位をキープしています。
また2位のTwitterは2017年以降はアカウント数に関する発表を行っていません。
特筆すべきはInstagramの急伸とFacebookのユーザー離れです。2019年内にInstagramはFacebookのMAU数を抜き、国内でどこまで拡大できるか注目が集まります。
1、Facebook
【国内】
・国内月間アクティブユーザー数:2,800万人 ⇒ 2,600万人
(参照元と期間:2017年9月から2019年4月)
・月間アクティブ率:53.1% ⇒ 56.1%
(参照元と期間:2014年12月から2015年6月)
【世界】
・月間アクティブユーザー:22億3,000万人 ⇒ 23億7,500万人
・日間アクティブユーザー:14億7,000万人 ⇒ 15億6,200万人
(参照元と期間:2018年9月から2019年4月)
その他のデータ
・全世界の中小企業のアクティブなページ数:4,000万ページ⇒6,500万ページ
(参照元と期間:2015年4月から2017年4月)
・注目ポイント
世界を代表するSNSですが、国内の成長には陰りが見えてきました。
Instagramの急成長とは対照的に、ユーザー数に関しては2019年初めて減少しました。
また企業の活用の面では、2018年のアルゴリズム変更からオーガニック運用だけでは
リンク誘導を狙ったコンテンツが届きづらくなってきています。
とはいえターゲティング精度の高い広告によるリーチに強みは健全で、
40・50代へアプローチする媒体としては今もなお魅力的です。
2、Twitter
【国内】
・国内月間アクティブアカウント数:4,000万人 ⇒ 4,500万人
(参照元と期間:2016年9月から2017年10月)
・月間アクティブ率:60.5% ⇒ 70.2%
(参照元と期間:2014年12月から2015年6月)
【世界】
・世界全体ユーザー数(※):3億1,000万人 ⇒ 3億3,500万人
(参照元と期間:2016年6月から2018年9月)
※日本を含む
注目ポイント
ユーザー数の成長率こそ頭打ち感はありますが、10代・20代の若年層を中心に
まだまだ支持されているSNSです。
4,500万MAAというユーザー(アカウント)数の多さも注目に値しますが、企業の活用面では、匿名性ゆえに個人の商品・サービスに対する本音の気持ちや日々感じたことがツイートに出やすく、ソーシャルリスニング等のマーケティング施策に生かしやすい点が挙げられます。Twitterと言えば炎上の危険性も指摘されますが、近年では健全化に向けて荒らしやスパムツイートといった不適切な発言を繰り返すユーザーに対して規制を強めています。
3、LINE
国内
・月間アクティブユーザー数:8,400万人以上(参照元:2020年7-12月期 媒体資料:LINE Business Guide 2020年7月-12月期)
・日間アクティブ / 月間アクティブ 率:86%(参照元:2020年7-12月期 媒体資料:LINE Business Guide 2020年7月-12月期
世界
・全世界月間アクティブユーザー数:2億1,700万人以上(参照元:LINE 2017年2月-2017年9月媒体資料)
・上位4ヵ国(※)月間アクティブユーザー数:1億6,800万人以上(参照元:LINE アカウント 2018年4-6月期 媒体資料)
・上位4カ国(※)日間アクティブ / 月間アクティブ 率:75%(参照元:2017年12月期通期決算説明会)
(※日本、台湾、タイ、インドネシアを指す)
注目ポイント
LINEはアクティブ率の高さが驚異的なメッセージングアプリです。2019年にリニューアルし、今まで分かれていたLINE公式とLINE@が合併しました。
メッセージ配信(メルマガのようなイメージ)と、タイムライン投稿(Facebookのフィードのようなイメージ)の2種類があり、それぞれに広告枠が設けられています。
4、Instagram
国内
・月間アクティブユーザー数:2,900万人 ⇒ 3,300万人
(参照元と期間:2018年11月 から 2019年3月時点)
・月間アクティブ率:76.7% ⇒ 84.7%
(参照元と期間:2014年12月 から 2015年6月)
世界
・月間アクティブユーザー数:8億人 ⇒ 10億人
(参照元と期間:2017年9月 から 2018年6月)
・日間アクティブユーザー数:3億人 ⇒ 5億人
(参照元と期間:2016年7月 から 2017年9月)
・日間アクティブユーザー数(ストーリーズ):4億人以上
(参照元と期間:2018年6月)
注目ポイント
国内で最も勢いよく成長しているのは、何と言ってもこのInstagramです。
2019年には親サービスであるFacebookのMAU数を超え、3,300万人を記録しました。
日本で普及し始めた2016年頃は「インスタ映え」「キラキラ女子」といった写真映えする画像を求められる風潮がありましたが、今や男女差も減り30代のユーザーも増えてきており、老若男女に使われ始めたことで、雑多で「綺麗すぎない」投稿が増えてきました。
企業の活用で言えば、シェア機能がないため拡散性は弱いものの幅広い世代に情報収集ツールとして使われている点と、24時間限定公開のInstagramストーリーズ機能の登場でラフな写真も気軽に投稿されるようになった点が近年押さえておきたいポイントです。
企業のSNS活用に関するデータ
総務省は令和元年5月、「平成30年通信利用動向調査」の結果を発表しました。これは、世帯や企業における情報通信サービスの利用状況についてまとめたものです。
本項ではこの調査データを見ながら、企業のSNS活用について解説します。
文中に記載のデータ数値やグラフは、同調査結果より引用しました。
出典:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/190531_1.pdf
インターネットを利用している企業のうち、SNSを活用している企業の割合は36.7%で、前年と比べると約8%上昇しました。
業種別では「不動産業」が 58.7%と最も高く、次に「金融・保険業」、「卸売・小売業」と続きます。
これらの企業では前年度比で10%以上も高くなっていました。
企業の利用目的
SNSを活用する目的・用途別に見ると「商品や催し物の紹介、宣伝」が68.7%と最も高く、次に「定期的な情報の提供」となっています。多くの企業で、商品の紹介や情報の提供にSNSが使われていることが分かります。
特徴的なのは、ほぼすべての目的・用途において前年度と比べて割合が減少していたのに対し、「会社案内、人材募集」では5%の上昇を見せていました。コーポレート・ブランディングや採用活動目的でのSNS活用が盛んになっているようです。
最後に
正式なユーザー数の発表がないサービスもありますがアクティブ率なども見て、どのサービスがどのくらい盛り上がっているのか参考にしていただけましたら幸いです。
(-socialmedialab.jp/post-30833/)
(引用元)
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
株式会社ガイアックス様