インスタグラムのリールとは??
昨年の8月からインスタグラムに「リール」という新機能の提供が始まりました。
本日はリール機能についてわかりやすく解説しようと思います。
◆インスタの[リール(Reels)]とは?
15秒から最大30秒のショートムービー(短尺動画)を作成・編集・投稿できる機能です。
リール作成画面から新規で動画を撮影する、あるいはこれまでに撮影したカメラロール内の
ムービーを組み合わせて作成していきます。
TikTok(ティックトック)のように、コマ撮りした動画を組み合わせる機能や、
早送りやスロー再生、ARエフェクトなどの編集機能が備わっているのが特徴です。
★投稿先は5箇所(フィード・ストーリー・プロフィール・リール画面・検索)
リールでは、ストーリートレイ(フィード画面上部のストーリーが表示される箇所)
以外にも投稿先が複数用意されています。
- 1️⃣フィード
- 2️⃣ストーリーとしてリールを投稿(15秒まで)
- 3️⃣プロフィール画面のリールタブ
- 4️⃣リール画面(公開アカウントの場合)
- 5️⃣検索タブへの表示(公開アカウントの場合)
通常のフィード投稿としてタイムラインに表示されるほか、
プロフィール画面のリールタブなど、5つの場所へ投稿が可能です。
ストーリーとしてリール投稿をすれば24時間限定でのリール投稿もできます。
ただしストーリーとしてリールを投稿するには、動画を15秒以内する必要があります。
★いいねと再生回数はわかるが閲覧履歴(足跡)はつかない
リールには、通常投稿と同じように「いいね」のハートやコメントがつけられます。
投稿したリール右下のハートマークをタップすればいいねしてくれたアカウントと
再生回数が、吹き出しマークをタップすればコメント一覧が表示されます。
再生回数こそ表示されるものの、ストーリーのように閲覧履歴(足跡)が24時間限定でつく、といったことはないので安心してください。
ただし、ストーリーとしてシェアしたリールにはストーリーの機能が適用されるため、
閲覧履歴(足跡)がついてしまいます。
■リールを作成・投稿する基本的な手順
リールを作成し、投稿するまでの基本的な流れを解説していきます。
1. リール作成画面の表示
リール動画はインスタグラムストーリーズ作成画面から作ることができるので、
まずはストーリーズ作成画面を表示しましょう。
プロフィール画面のストーリーズアイコンをタップ
↓
ストーリーズ作成画面下の「リール」をタップ
↓
リールの作成画面が表示される。
2、音源の選択
「音源」アイコンから音源を選択します。
上部の検索ボックスに楽曲のタイトルを入力すると、リールで使いたい目的の音源を検索することができます。
音源で使用したいシーンを切り抜くことも可能です。
3. 動画の撮影
「エフェクト」を選択すると、さまざまなARエフェクトを動画に追加できます。
希望のエフェクトを選択し「画面中央下のエフェクトアイコン」をタップすることで、そのエフェクトを反映した動画を撮影できます。
4. 撮影した動画の編集
ワンカットあるいは複数カットの動画を撮影したら、各動画の長さを編集します。
「左矢印アイコン」今まで撮影した動画クリップが画面下に一覧で表示されます。
「ハサミアイコン」動画クリップ切り取り編集ができます。
「ゴミ箱アイコン」必要ない動画クリップを削除できます。
一通りの編集ができたら、画面下部の「右矢印アイコン」をタップしましょう。
編集した複数の動画が一つになったリール動画が表示されます。
確認画面ではInstagramストーリーズと同じように右上アイコンからスタンプ、
ペイント、テキスト挿入などの加工ができます。
5. キャプションの記入とカバー画像の選択
最後にリール動画の内容にあったテキストを入力しましょう。
Instagramの投稿と同じようにハッシュタグやメンション(@+ユーザーネーム)の追加もできますので、必要に応じて記載しましょう。
「カバー」をタップするとリール動画のカバー画像を変更できます。
他ユーザーから興味を持ってもらうために重要なものですので、動画を見たくなるインパクトのあるカバーを設定しましょう。
リールのビジネス活用について
インスタグラムのリール機能は2020年8月に公開された機能であり、ビジネス活用については各企業模索中となります。今後、リールへの広告出稿といった新しい公式機能の発表は予想されます。
ただし、リールは自社のフォロワー以外へも投稿をリーチさせることが可能ですので、話題性の高いコンテンツを積極的に投稿し、自社ブランドのフォロワー・ファンを獲得する使い方は大変有効です。
また、人気インスタグラマーとのコラボによって「TikTokのハッシュタグチャレンジ」のように話題を生み出す起点としての使い方も今後注目されそうです。
◆まとめ
インスタグラムリールはTikTokに変わるツールとなるか大きな注目が集まっています。
時間を忘れてコンテンツを楽しめる機能であり、今後のビジネス機能の追加により
さらに活用の幅が広がる可能性を秘めています。
まだリールを上手く活用しているユーザーが少ない分、
先行者利益として多くのメリットを享受できるかもしれません。